2025年 介護保険は使えない? 〈今なら間に合う 老後を守るためにできること〉

編著/大阪社保協介護保険対策員会

定価/1300円(税込)

判型/A5判 ブックレット

頁数/154ページ

発行/2013年7月1日

ISBN/9784889008869

 

 

 

 

 

 

 

【内容紹介】

「2025年」。これは政府や厚生労働省の資料に必ず出てくるキーワード。12年後のこの年に団塊の世代は75歳に達し、日本の高齢者比率はその後10年間にピーク迎えます。
 それを意識して、現在、2012年8月に消費税引き上げと同時に成立した社会保障制度改革推進法を基にした介護保険制度の改悪が2015年度第6期に向けて議論されています。その1つが「軽度者の保険はずし」です。
 このままだと、高い保険料を払いながらも満足なサービスは受けられない事態がさらに進んでいくことになります。それを傍観しておくわけにはいきません。市民の運動によって改悪を止めさせ、流れを変えるための1冊として本書の活用を呼び掛けます。

 

【編著者紹介】

大阪社保協介護保険対策委員会「介護保険ブックレット」編集員会

内海聡子、奥村慶雄、日下部雅喜、福永幸子、寺内順子

大阪社会保障推進協議会(大阪社保協)

〒530-0034 大阪市北区錦町2-2国労会館

電話:06-6354-8662 FAX:06-6357-0846

E-mail:osakasha@poppy.ocn.ne.jp

http://www.osaka-syahokyo.com/

 

【目次紹介】

序章 このブックレットを読み進めるにあたって

第1章 介護保険のしくみと問題点
1.介護保険のしくみ
2.介護保険を利用するには
3.介護保険サービスの現状と問題点
4.介護の担い手の実態
5.2012年度介護報酬改定そのほかの問題点
6.介護保険料と介護保険財政

第2章 介護保険で老後は安心か
1.おかしな要介護認定
2.老後のくらしにはいくら必要か
3.進行する「介護の危機」
4.サービス付高齢者住宅(サ高住)は老後の居場所になるのか?
5.介護給付と障害福祉給付
6.急性期に特化した医療のリハビリテーション
7.ケアマネジャーからのメッセージ

第3章 狙われる介護保険大改悪
1.2013年が介護保険改悪検討の山場
2.介護保険改悪で利用者はこうなる
3.1800億円削減するためにまだ改悪か

第4章 地域での運動課題と介護制度改革への提言
1.当面する課題と運動の方向
2.国に対して求めること
3.第6期介護保険事業計画策定に対する運動
4.地域での運動発展のために
5.介護保障制度への改革提言

最終章 さあ、みなさん、地域で動き出しましょう

 

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【読者ハガキから】

・「使えない?」から「使えない!」との思いを強くすることになりました。私は団塊世代の後追い世代です。改悪され続ける中、団塊世代を焦点にした今の動きは当然、その時期をやり過ごした後、「改善」とはならないでしょう。そう考えると「?」は「!」に変わります。先日、日下部氏に講師として来ていただきました。(倉敷市・SYさん・男性)