「介護保険は詐欺だ!」と告発した公務員

木っ端役人の「仕事」と「たたかい」

著者/日下部雅喜

判型/四六判ソフトカバー

頁数/246ぺーじ

定価/本体1500円

発行/2016年10月20日

ISBN/9784889009354

 

 

 

 

 

 

【内容紹介】

「国民主権・憲法擁護の宣誓」で希望を抱き公務員となったが、現実の自治体職場・業務はその期待を裏切り続けた。やむにやまれず起こした「たった一人の反乱」で不当配転。苦しみの中、介護保険窓口の仕事をしながら「介護保険は国家的詐欺だ! 」と告発し続けた木っ端役人が語る住民とともに歩んだ悔いなき生き様に、あなたの心は強く揺さぶられるだろう!

 

【著者紹介】

1956年岐阜県生まれ。

日本福祉大学卒業後、堺市役所へ。2000年から自治体の介護保険窓口業務のかたわら、一市民として「福祉・介護オンブズマン」活動、「介護保険料に怒る一揆の会」の活動に参画。2016年3月堺市役所退職。

現在大阪市内の居宅介護支援事業所にケアマネージャーとして勤務。

大阪社会保障推進協議会・介護保険対策委員長として介護制度改革問題に取り組む。

 

【目次紹介】

序 章 わたしの2つの顔――「介護保険窓口の木っ端役人」と「介護保険告発の活動家」

第1章 たった1人で反乱――2000年、堺福祉会の不正を告発

第2章 堺市を舞台にした福祉・介護の不正とのたたかい

第3章 大阪社保協(福祉・介護オンブズネット、介護保険対策委員会)の活動

第4章 介護保険料を告発し続けた16年間

第5章 役所の中で解決しなければ、住民とともに

第6章 平和運動、自治体労働運動―私の思想遍歴

終 章 介護保険は詐欺である



【書評・紹介記事】

「生活と健康を守る会新聞」2017年1月22日