社会的孤立死する高齢者たち

誰もが陥る可能性を避けるために

新井康友、松田尚子、渡辺慎介、𠮷川順子石田史樹

■判型/A5判 ソフトカバー 

■頁数/118ページ

■定価/本体1300円

■発行/2022年1月20日

ISBN9784889002676

ひっそりと死を迎えた人の中には、生前何らかの形で社会との繋がりを持ったことのある人が圧倒的に多い。にもかかわらずその死が認知されないという現代の日本社会は健全な社会なのだろうか。

 

【共著者】

新井康友(佛教大学・准教授)

松田尚子(九州医療専門学校・専任教員)

渡辺慎介(専門学校 YICリハビリテーション大学校・作業療法士)

𠮷川順子(地域包括支援センター・主任介護支援専門員)

石田史樹(地域包括支援センター・社会福祉士)

 

【目次紹介】

はじめに

 

1章 社会的に孤立した果ての死(孤立死)

はじめに

1節 孤立死問題の変遷

2節 孤立死の実態と特徴

3節 孤立死を予防するために

おわりに

 

2章 加齢による孤立が襲う高齢期の生活

はじめに~高齢期とは

1節 加齢による生活の変化~高齢期という分岐点

2節 高齢期を襲う社会的孤立という事象~事例を通して

3節 高齢期の社会的孤立状態を予防する取り組みと課題

おわりに~社会的孤立を予防・回避するためには

 

3章 社会的孤立と貧困――元ホームレスを対象に

はじめに

1節 貧困と社会的孤立

2節 ホームレス問題とはなにか

3節 社会的孤立の実態~元ホームレスの事例から考える

4節 増え続ける貧困~社会的孤立予備軍の増大

 

4章 精神疾患を発症した高齢者と社会的孤立

はじめに

1節 精神疾患の発症による「孤立」

2節 「孤立」による精神疾患の発症

3節 精神疾患の発症と高齢者の孤立

おわりに

 

5章 社会的孤立予防に向けた地域活動

はじめに

1節 介護予防・日常生活支援総合事業とは

2節 社会的孤立予防に向けた実践事例紹介

3節 地域住民の社会的孤立予防に向けた取り組み状況、実情

おわりに 社会的孤立予防に向けた提言

 

おわりに

 

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